シャンプー後の髪を完全に乾かすことは、色々な理由で髪の健康と美しさを保つために非常に重要です。濡れたままの髪がいかに良くないかがお判りになれます。その理由を詳しく説明しましょう。
損傷を防ぐために
湿った髪はドライヤーやブラッシングなどの摩擦によって、濡れたダンボールのように傷つきやすくなります。表面にあるキューティクル層が剥がれやすくなり、繊維までもが折れたりすることで、ダメージが生じます。
かゆみやフケを予防するために
頭皮や髪の湿った状態は、細菌やカビの繁殖を助長します。これが頭皮のかゆみやフケの原因です。完全に乾かすことで、頭皮を清潔に保ち、かゆみやフケまでを予防することができます。
ボリュームを出すために
湿っていると、髪の重みで重くなりボリュームが出にくくなります。完全に乾かすことで、髪にボリュームを簡単に出すことができます。
形をキープするために
髪は湿った状態では形が崩れやすく、セットしたスタイルが崩れてしまうことがあります。完全に乾かすことで、型をキープすることができます。
髪の健康を保つために
湿りは、細菌やカビの繁殖をうながし、頭皮や髪を健康にキープすることができません。完全に乾かすことで清潔に保ち、健康を保つことができます。
いつ型をつけるの?
これらのことから、シャンプー後に完全に乾かすことは「髪の健康と美しさ」を保つためにに重要なのはお判りでしょう。しかしスタイリングは完全に乾いてしまうと型が付きません。型は乾く瞬間につくからです。
90%乾かして最後の湿気でスタイリングをする
したがって9割方乾かして、最後の湿気で型をつけましょう。この時ドライヤーやヘアアイロンをあて熱がさめてから放す、とよく型が付きます。最後は冷たい風を当て、キューティクルを閉じ保護しましょう
頭皮の血行を促進するため乾かす
頭皮には多くの血管が通っており、血流が悪くなると髪の成長に悪影響を及ぼすことがあります。完全に乾かすことで、頭皮をマッサージすることができ、血行を促進することができます。
やさしくする
マッサージの度合いは刺激を加えすぎないように優しく行いましょう。頭皮を傷めては元も子もありません
静電気から守るために
湿った髪は静電気が発生しやすく、表面に静電気がたまって反発し合って、まとまりにくくなる時があります。完全に乾かすことで、静電気から守ることができます。
逆立つ髪
よく理科の実験で静電気に触ると、アフロヘアのように逆立っている実験を見ます。髪は静電気の影響を受けやすいのです。
ヘアスタイリングの効果を高めるために
湿度は、ヘアスタイリングの効きかたに大きく影響します。完全に乾かすことで、スタイリング剤の効果をマキシムに引き出し、ヘアスタイルを長持ちさせること可能です。
毛先につける
ムースやワックスなどはわずかに水分を残した方がつけやすいのですが、濡れた状態では型は付きにくく「ペタンコ」になる恐れもあります。塗布は毛先を中心に行いましょう。
髪を保護するために
紫外線の問題
湿った髪は紫外線によるダメージを受けやすく、退色しやすくなることがあります。海から上がった時などがそうです。完全に乾かすことで、紫外線から守り、色落ちを防ぐことが可能となります。
完全に乾かすのは髪のため
シャンプー後の髪を完全に乾かすことは、髪の健康や美しさを保つだけでなく、様多くのメリットがあります。また熱乾燥の後は必ず冷風でキューティクルを保護しましょう。美容室でも必ずやって言います。お家でも出来るヘアケアですので是非やってみてください。
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