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髪の毛に関しては、色んなうわさ話が聞かれます。中には、とんでもない説が飛び交っています。そのうわさ話の育毛に関しては、間違った情報には気をつけたいものですね。皆様の大切な髪を守り、興味ある芸能人に近い髪型に少しでも近づくために「髪の疑問」にお答えいたします。
ストレスで「毛」が抜ける?といううわさは本当?
最近は「ストレス 」がいろんな病気に関わっていることがわかってきました。簡単に言えば、「ストレスはその人の弱い所に影響する」ということになります。たとえば、胃腸の弱い人は、消化器系の病気になります。だから、皮膚が弱い人も皮膚炎になったりします。頭皮も皮膚ですので、やはりストレスの影響を受けます。
ストレスを受けると頭皮にどういう影響があるのかと言いますと、ずばり、「脱毛症の誘因」として挙げられているのですから、かなりの影響があると言うことです。また脱毛そのものが、ストレスになる場合があり、悪循環の繰り返しになります。
脱毛症
一般的には「脱毛症の原因」となるのは次のようなものが挙げられます。心当たりがありますか?あったらご注意くださいね。
*栄養のバランスが悪い
*睡眠不足
*運動不足
*体質的な資質
*ストレス
*髪 、頭皮の手入れに関する無知
などが誘因、原因になりますので、ストレスのみでなく、総合的な知識をミニつけておく必要があります。
ストレスの原因なるもの
では、そのストレスの原因になるのはどんなものでしょうか?それは「マイナスのイメージ」を伴うものです。一番簡単な言葉でいうと次のようなものです。
*心配事
*環境や生活の変化
*多くの情報や煩雑な仕事
などが考えられますが、意外と皆さん、「自分にはストレスはない」とおっしゃる方が多いです。でも頭には「円形脱毛症」が、あったりします。(笑)つまり、自分では気づいていない場合があるのではと思います。ストレスのない人はいないそうですが、実はこのストレス、生きて行くうえで多少必要だそうです。
ただ、あまり多すぎると、このように弊害があるのでしょう。その為、上手にストレスを解消することが大切です。ではどのように、ストレスを解消するのかと言いますと、「自分の好きなことをする時間を設ける」事です。何でも良いんですね。人様に迷惑さえかけなければ…(笑)
あと大切なのは「男性型脱毛症」にはストレスが引き金になると言うことも忘れてはなりません。ホルモンの感受性、年齢などの大きな原因以外に、このストレス矢先ほどの誘因が加わって初めて起こるものなのです。これらはすべて個人差があります。自分で出来ることはたくさんあります。
その他の大きな原因を知る
特に男性は、男性ホルモンの感受性、年齢が大きな要因といわれています。このような体の要因からも影響を受けるようです。これらは体の「アンチエイジング」をはかるしかありません。しかしストレスの原因は、自分で注意できることです。育毛剤や育毛エステに行く前にこれらのことをまず、チェックしましょう。髪の健康度チェック
AGAの場合
AGAの場合は直接的には関係がありませんが、ストレスが血行を悪くすることはありうるので、やはり「イエス」と言えましょう。特に「円形脱毛症」場合はストレスが主な原因であると考えられています。メカニズムは…
交感神経が刺激される→血管収縮→毛髪の成長に影響→脱毛という具合です。しかし「ストレスってどんなもの?私には無いよ!」と思われるかもしれませんので、下に例を挙げておきます。
精神的ストレス:家族の病気、死 人とのトラブル
恋愛の悩み 結婚のこと 出産 育児 離婚 別居
体の悩み 将来の不安 介護 仕事の適応性 借金
倒産 高齢化 親の高齢化
社会的ストレス:職場での対人関係 昇進 転勤
出向 海外出張 単身赴任 成績 ノルマ 通勤ラッシュ
リストラ 定年
物理的ストレス:暑さ寒さ 湿度 紫外線 大気汚染
ホコリ 煙 過度な冷暖房 過度の照明 騒音
振動 ゆれ カビや細菌
肉体的ストレス:病気 労働 育児 体の障害
等による肉体的疲労 睡眠不足等様々です。
思い当たるフシはあったのではないでしょうか?しかしこれらは誰にでもあるストレスですので避けるわけにはいきません。ですから上手に「ストレス解消」を行ないましょう。
たとえば…
*好きなことをする。
*普段と違う事をする。
*たまには贅沢をする。
などです。
そしてなるべく「肯定的な言葉」を出しましょう。プラスの言葉です。最近「引き寄せの法則」という本を読みましたが、こういう本を読んでいるとストレスに強くなると思います。工夫してストレスのマイナス要因を減らしていきましょう。
おいしい食べ物は「育毛に悪い」?
なんだか、食欲を落とすようなうわさですが、聞いたことあります?しかし、結論から言うと「髪に悪い食べ物」はありません。では何故こういうことを耳にするのかというと、それは「摂りすぎるとよくないもの」があるからなのです。それは何かというと「脂肪分」です。
例によって「脂肪の取りすぎ」→「皮脂の増加」→「頭皮環境の悪化」→「脂漏性脱毛」ということで、やはり摂取量には注意が必要です。3日に一度は焼肉…という方はご注意です。
しかし、度を越さなければ楽しんでいただいてもいいのです。それと、「外食」が髪に悪いとかも言いますが、これも同じようにその根拠は「栄養の偏り」です。髪によい食べ物を列挙しておきます。ご参考になさってください。
育毛に良い食べ物
育毛に良い食品はいろいろなものがありますが、代表的なものを一部ご紹介しましょう。これらのものは育毛のために積極的に取りたいですね。
アミノ酸(髪の元、ケラチンを作る)
肉、魚、大豆、 乳製品
ヨード(髪の成長に関わる甲状腺に良い)
海藻類
ビタミンEとA(血行をよくする)
ほうれん草、にんじん、などの緑黄色野菜、と玄米やナッツ類
エイコサペンタエン(悪玉 コレステロール阻止)
青魚(さば、いわしなど)
コラーゲン(髪のつや)
納豆、 長いも等
紫外線とエアコンは育毛に悪い?
「紫外線とエアコンは髪に悪い?」という話を聞きました。夏真っ盛りのときは心配ですね。果たしてこれは本当なのでしょうか?…これは「本当」なんです。そして、その理由は…?では具体的にあげてみましょう。
紫外線
これは髪に直接、悪さをします。そして注意しなくてはいけないのは、「プールや海で髪がぬれている時なんです。」何故これが悪いかといいますと「紫外線は水と一緒になると強い影響があらわれる」からなんです!ですから、帽子をかぶるとか(水泳用のキャップ)髪をまとめて陽にあたる表面積を少なくするなどの防衛策を取ってください。
クーラー
意外にもこんなものが髪の敵だなんて…と思いませんか?その原因は「乾燥」なんです。髪から水分がなくなってきて、表面にあるうろこ(キューティクル)がはがれてしまうんです!するとこれが枝毛や切れ毛の一因になるんです。キューティクルは一度壊れると元には戻らないのですから、深刻です。というわけで夏を楽しむ前に、しっかりと髪のケアをしてくださいね。
白髪の人は、禿げにくいって本当か?
結論から申し上げますと、髪が黒くても、白髪でも、男性型脱毛症は起こります。白髪は「メラノサイト」という色素を作る細胞がその機能を止めることから表れます。もともと髪が豊富な人は白髪が黒い髪より目立つので、「白髪の人は毛が多い」と思うのでしょう。逆に言うと、「毛の少ない人は白髪が増えても分かりにくい」とも言えます。
だから、「白髪の人は、禿げにくい」といううわさは俗説です。ちなみに「白髪を抜くと白髪が増える」といううわさも根拠がありません。抜いても抜かなくても、同じように白髪は増えます。それより、無理に抜くと頭皮を傷つけ、「薄毛」の原因になります。ご注意を!
又、「恐怖で白髪になる」というのもあり得ないことです。ただ、恐怖のせいでストレスを感じ、メラノサイトが作られなくなるということはあります。それでも白髪になるのは、そのあとに生えてきた髪だけです。
帽子をかぶったら「薄毛」になる?
これは半分本当です。なにしろ、「ヘルメットはげ」という言葉があるくらいです。つまり、帽子は頭皮が蒸れるのです。当然育毛には良くありません。ヘルメットは蒸れるだけではなく、重みの為「血行」が悪くなります。しかし、安全上装着が必要な場合は仕方がありません。出来れば安全な休憩時間には、風を通して上げることも必要です。
又、帽子は利点もあります。それは「紫外線から毛を守る」という点です。紫外線は「髪」にも「地肌(炎症を起こす)」にも良くありません。帽子を選ぶなら、「白」は紫外線を通しますので「黒」か、色の濃いもので、風通しの良いもの(メッシュ等)を選び、同じように時々日陰等ではずして風を通しましょう。
禿げている人はスケベ?
つまり「男性ホルモン」が多いから…と言いたいのでしょう。実際は「男性ホルモンの量」だけでなく、前述のように「男性ホルモンに対する感受性」も関係してきますので、スケベ=薄毛にはなりません。
同じように「髪が良く伸びるはエッチである」というのも、おかしな話です。つまり「男性ホルモンは薄毛の原因になり、女性ホルモンは髪の成長に関与している」のですから、上の二つの説は「矛盾」しているわけです。だからこれは俗説ですね。むしろ剝げかける年齢に達した男性は性に対して大胆になる人が増えるということからの「先入観」が原因ではないでしょうか?
髪の毛が生える為に、最も大切なのは「毛包」
髪の毛が生える為に、最も大切なのは「毛包」です。つまり、毛根を包んでいるさやのようなものです。頭皮から出ている毛の部分を「毛幹」といい頭皮に埋まっている部分を「毛根」といいます。この毛根の根元には「毛母細胞」があり、その中には「毛乳頭」があります。「毛母細胞」は細胞分裂をして毛を創ります。そして「毛乳頭」は、血中からホルモンを受け取り、毛母細胞に細胞分裂の指令を出します。この2つの部分は「毛球部」といいます。
つまり、髪の毛が生える為に、最も大切なのは「毛包」であり頭皮に埋まっている部分なのです。だから毛穴を掃除したり、頭皮に栄養を与えたりするのです。そしてこの髪の毛を創る仕組みにはサイクルがあり、それが狂ったときに薄毛になるのです
憧れの髪型になるには「髪の健康」が不可欠です。これからも「自分らしさ」を追求しながら、「魅力的な髪」を保つためのプロとしてのアドヴァイスをお届けいたします。
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