あなたの「抜け毛」は正常か異常か?

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育毛

まず、下記から髪の健康度をチェックしてください。それから帰ってきてね。

髪の健康度チェック

意外と若い方に多い薄毛

*「薄毛」や「抜け毛」に悩んでいる方は、何歳ぐらいの方が多いのかご存知でしょうか?これは意外なのですが、なんと20代から40代が90%も閉めているのです。特に20代が4割弱、30代も4割弱という感じです。

50代以降は?

つまり「若い人が殆ど」なのです。では50代以降はどうなんでしょうか?それは「もうあきらめてしまって、治療に行く人が少ないだけ」の事なのです。

来院人数

つまり、このデータは「来院」した人の数なので、その世代の人は悩んでいるかも知れないけど「育毛エステ」や「脱毛 症(医学的にはこう呼ぶ)治療」には行かないので、統計上には現れないだけだと思います。

男だけか?

あと男女比率ではやはり男性が8割以上ですが、最近では女性も増えつつあります。又、成人男性全体ではなんと30%に方が悩んでいるという状況です!ですから、まず「深刻に悩まない」でください。

特別ではない

多くの方が悩んでいるわけなのですから、あなたが「特別」ではないということです。3人に一人ですから!それを踏まえたうえで、今のあなたの髪の状態を探っていきましょう。

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脱毛の正体を見極めたり!

育毛を行うには、まず髪がどのように生えて又どのように抜けていくのかを知っていたほうが有利です。それによって今、「自分の髪のどの時期で異常が起こっているのか」が解るようになります。

髪の一代記

この手の話は退屈になりますので、なるべく気楽に解りやすくお話したいと思います。まず「髪の一代記」を紐解いてみましょう!*私たちの髪の寿命は、正常なサイクルで4,5年に一度生え変わっています。

髪の一生

これを「ヘアサイクル 」といいます。それは「髪の一生」とも言える一代記です。では、大切な私たちの髪はどんな一生をたどるのでしょうか?

1.元気元気の成長期

(毛母細胞)から生まれた「あかちゃん毛」は血液から栄養をもらって、ぐんぐん成長していきます。

ここからの成長期は人間でいえば、生まれてから20歳になるまでの元気盛りです。そしてこの成長期も3つに分かれています。

a)あかちゃんから幼児の「早期成長期毛」

頭皮からチョロっと毛が出ています。この時期がつまりはふにゃふにゃ「うぶげ」の時期です。

b) 小中学校から成人まではぐんぐん成長の「中期成長期毛」

髪は次第に伸びて太くなってきます。触ってみるとコシがありもはや「うぶげ」とはいえない状態です。毛根も大きくなり、十分な栄養を送り続けます。

次第に硬く

私は自分のサロンで投薬による脱毛から生還した方の髪がしだいに「硬い髪」に変化するのを見ています。こういう感じで変化していくのだと思われます。

再生

つまり…投薬に拠る脱毛の場合は治療が終了後には髪はすぐ生えてきますがa)の状態を経てからb)の状態になりますので、その様子がよくわかります。そして最終的には元の髪に戻ります。

(但し、以前より硬くなるわけではありません。元の太さ、硬さになるだけです。)

2) 成人から最も充実した働き盛りの(後期成長期毛)

成長を続ける髪は、太さや硬さも最高になり毛根も充実した状態になります。

お客様の頭髪を触っていますと、同じ方のものでもなんとなく濃く感じたり、薄く感じたりする時期があります。

成長期

濃く感じるときは丁度この時期にあると考えてもいいと思います。この3つの「成長期」は人によって個人差がありますが、大体2~7年です。

3)中年から初老になって成長がゆっくりと低下する移行期(退行期)

この時期には、髪を作る母である「毛母細胞」の細胞分裂が次第に低下して、やがては停止していきます。

この時、なんと毛根は小さくしぼんで来るのです。その為、毛穴の底に少しスキマがあるように見えます。

脱毛の始まり

この時期が文献にもよりますが、大体2,3週間といわれています。脱毛のエピローグの始まりです

4)サラバ髪よ!正しい抜け毛 の「休止期」

「正しい抜け毛」なんて言いましたが、つまりは「正常な脱毛」ということを言いたい訳です。

抜けるなら今だ!

言い換えれば「この時期に抜ける人は幸せ~」とあえて言いましょう。何故か?それは、「この時意外に抜けると大変困る」からです。

休止期

詳しい事は後ほどお伝えします。「休止期」の毛根は完全に成長は止まり、毛根が徐々に毛穴の奥から皮膚の表面に移動して行き、2~3ヶ月後にはさようなら~ということになります。

一年に一度まるぼうず?

*ということで「髪の一生」お分かりいただけましたでしょうか?では全体の髪が同じサイクルなのかというと答えは「ノー」です。全部が同じ状態だと皆さん必ず2~7年に一回「丸坊主」になります。

一部だけ

そうではなくて、全体の85%が「成長期」で残りの15%が「移行期」「休止期」あるいは抜けてしまって「毛穴だけ」という状態になっています。

時間差

しかもそれぞれの毛は時間差で動いているわけですから、一度にどれかの状態になることは無い訳です。ですから髪は十万本ありますから。

単純計算をすると、10万×0、15=1万5千(本)の髪はいつ抜けても不思議ではない状態にあるわけです。

3つのサイクル

こうして3つのサイクルを知る事によって、脱毛の量が減ったと感じた時にイタズラに不安を抱く要素が軽減されると思います。

つまり正常ならば一日にある程度の脱毛は心配ないということなんです。

一日100本

その本数ですが、大体100本くらいまでは正常の範囲と言われています。実際私がお客さんの髪をシャンプーしていても何十本かの脱毛は普通にあります。

この程度のものはあって当たり前なのです。

大切な成長期

しかし抜け毛においては、ひとつ大切なことがあります。それは生まれて間もない髪が大人へと成長する時期(早期~中期成長期)のことです。つまり始めはふにゃふにゃの毛が硬い髪になるときです。ここが大切なひとつのポイントです。

いま抜けちゃダメ

実は「異常な脱毛 」というのは大体この(早期成長期~中期成長期)に起こる脱毛をさすわけです。これが「はげの正体」です!でもこのような言い方はよくありません。

異常脱毛

「まだ早いよ!」「今、抜けちゃ駄目じゃないの!?」と言いたくなるこの脱毛状態を「病的脱毛」といいます。それに対して休止期を経て「正しくお別れした脱毛」を「自然脱毛」とよんでいます。

原因

では「何故この時期に抜けちゃうの?」ということですが、先程も言いましたように、この異常脱毛の原因、一筋縄ではいかないようです。では「病的な抜け毛」にキーワードはあるのでしょうか?

またそれは、どんなものでしょうか?そして「危険な抜け毛のキーワード」とは?

こちらからどうぞ。

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